医療法人 福歯会

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2020-08-08 11:19

口内炎について


ひと口に口内炎といっても、様々な種類があり、多くの場合その原因はよくわかっていません。ここでは主な口内炎で判別しやすいものを挙げておきます。

★アフタ性口内炎
 直径5mm前後の白い円形の潰瘍で周りが赤くなります。触れると痛みがあり食べ物がしみたりします。1~2週間で自然に治りますが再発することもあります。
原因は不明ですが、風邪や疲労による抵抗力の低下・ビタミン・鉄欠乏・免疫不足・ストレス・アレルギー・ホルモンバランスの変調・菌の感染・喫煙などが疑われます。

★じょくそう性潰瘍
 合わない入れ歯や歯の尖った部分により、慢性的に擦れた部分にできる潰瘍です。
間違って口の内側を噛んでしまったときにもできます。原因さえ取り除けば1~2週間で自然に治ります。合わない入れ歯や歯の尖った部分は歯科医院で調整してもらいましょう。

★ヘルペス性口内炎
 直径2~3mmの小さな紅い水疱が数個、あるいは多数できるものです。食事が染みたりします。発熱を伴うことが多く、治るまでに1週間から1か月かかります。
原因と考えられているのがヘルペスウイルスです。ほとんどの人が保有していてふだんは何でもないのに風邪や疲労で抵抗力が低下したとき発症します。栄養を充分にとって休養しお口の中を清潔に保ちましょう。

以上のほかにもさまざまな口内炎があるので痛みがある場合は医療機関で軟膏を処方してもらうと治りが早くなります。医療機関へおこしください!!