要介護高齢者にとって、入れ歯は「咀嚼」のみならず、嚥下機能や様々な機能を助ける道具であり、このことから胃ろうなどの経管栄養摂取のご利用者・患者様でも、可能な限り入れ歯を使用することが望ましいとされています。
しかし、入れ歯はカテーテルなどと同様、ある種の微生物が繁殖しやすい高分子素材で作られており、清掃やメンテナンスが悪いと、入れ歯性口内炎、口角炎、口臭などの口腔疾患のみならず、様々な疾患のリスクファクターになるとされています。
・誤嚥性肺炎、、、口腔内や入れ歯に付着した細菌の誤嚥による。
・呼吸器官・消化器官への真菌感染、、、入れ歯の汚れの中に存在する真菌の誤嚥・誤飲による。
・菌血症(細菌が血液中に侵入した疾患)
・心内膜炎(心臓の内側に細菌が感染、心臓弁の穿孔等の炎症性破壊と菌血症をおこす疾患)