医療法人 福歯会

ブログ

2013-02-23 16:23

エックス線はこわくない!⑨


⑨エックス線写真は一日に何枚までなら撮ってもいいの?

何枚くらいエックス線撮影すると身体に影響が出るのか。
軽い障害の例として、皮膚の発赤(皮膚が赤くなる病状:初期の紅斑)はどの位で現れるのでしょうか?
歯の撮影では、皮膚面に浴びるエックス線の量は平均で約2mGyです。
皮膚障害の初期は赤くなりますがその病状が出始める線量は2.000~5.000mGyです。一度に1.000~2.500枚ほど撮影すると皮膚が赤くなり始める可能性があります。他の所には、障害はほとんど出ません。また、何年もかかってこの線量になったのであれば、皮膚は赤くすらなりません。もっとも、歯の治療でそんなにたくさん撮影することはありませんので安心して大丈夫です。