医療法人 福歯会

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2013-07-17 11:01

う蝕=虫歯について


一般に永久歯は乳歯に比べて丈夫で、とくに歯の表面の硬いエナメル質は乳歯の倍ほどの厚さで石灰化が強くさまざまな外界の刺激に抵抗できるようになっています。虫歯の進行も乳歯ほど早くありません。しかし個人差もあり、また食生活の変化などの影響もあって、一概には言えません。
むし歯は、物を食べてから3分くらいしてむし歯のバイ菌が食べカスを腐らせて酸を形成し、この酸が歯を溶かして作られると考えられています。虫歯の進行も乳歯に比べおおむね遅く、いつの間にか危険な状態になりやすいのです。成人期では、どちらかというと歯の表面よりは歯と歯の間で歯肉周辺など見つけにくい場所が主で、進行した状態で発見されることが多く、自己チェックが不十分になるようです。