医療法人 福歯会

ブログ

2015-07-22 00:00

ステップアップ”歯石除去”


ポイント1…まず、歯垢の正体を知る
 歯垢(プラーク)は、むし歯の原因となるミュータンス菌などの細菌のかたまりです。口の中に残った糖分から酸を作り出し、歯を溶かして穴を開けてしまいます。これが「むし歯」です。歯垢を残さずみがくことはむし歯の原因を取り除く大切なケア。歯垢には粘着力があり、うがいだけでは落とせません。食後や寝る前にしっかり歯垢を取り除くためには、歯みがきが大切なのです。
ポイント2…実は、思っている以上に多いみがき残し
 歯垢を取り除くためには正しく歯ブラシを使うことが基本です。ただ、自分ではしっかりみがいているつもりでも、歯と歯ぐきの間の歯垢については、実は8割の人がみがき残しが多いというデータもあります。
ポイント3…みがき残しやすいところこそ丁寧に
 では、どんなところに歯垢は残りやすいのでしょう。歯並びがでこぼこしているところや、歯が重なって生えているところは、歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。
ポイント4…みがき残しのケアには、フロスやワンタフトブラシを
 歯ブラシが届かない歯と歯の間には「デンタルフロス」を使い、毎日のケアでしっかり歯間の歯垢も取り除きましょう。また、奥歯や歯並びの悪いところのみがき残しには、歯垢をピンポイントで狙える「ワンタフトブラシ」がおすすめです。自分の歯の状態に合わせたアイテムと適切な使い方を知るために、歯科医院などで定期的にセルフケアの指導をしてもらいましょう。