医療法人 福歯会

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2015-11-28 15:13

どうして魚は子どもの成長にいいの?



 「魚を食べると頭が良くなる」そんな話を聞いたことがありませんか?魚に含まれるDHAは、人間の脳の細胞をつくる大切な栄養素。脳の働きを活発にし、記憶力や学習能力を高めてくれます。他にも、強い体を作る良質たんぱく質、骨や歯を丈夫にするカルシウム、目を良くするタウリンなど、子どもの成長に欠かせない栄養の宝庫です。さらに血液をサラサラにするEPAは成人病の予防、ビタミンは美しく健康な肌を保ってくれるなど、ママやパパにもうれしい効果が。魚は、家族みんなの元気の源なのです。

*さば(まさば
 身が太って脂の乗った秋さばが旬。カルシウムの吸収を助けるビタミンD、発育に欠かせないビタミンB₂などが豊富。ただし鮮度が落ちやすいので注意して。
<切り身の選び方>
 身がかたく、透き通ってピンク色のもの。血合いは鮮やかな赤色がよい。
*さんま
 秋を代表する魚。血液をサラサラにし、脳の発達を助ける不飽和脂肪酸(DHA・EPA)を多く含む。貧血を防止する鉄分、骨を強くするカルシウムや、その吸収を助けるビタミンDも豊富。
<選び方>
 体全体に光沢があって、大きく身に張りがあるもの。目は黒く澄んだものを。
*まぐろ・かつお(缶詰)
 まぐろやかつおは、良質なたんぱく質の宝庫。さんまと同様、不飽和脂肪酸のDHAやEPAも多く含む。缶詰(ツナ缶)なら、保存がきき、手軽に魚の栄養を摂ることができる。
<ツナ缶の選び方>
 まぐろとかつおが主な原料。油漬けと水煮があり、好みで使い分けて。
*さけ
 9~11月は、海から川へ産卵に戻る秋鮭が出回る。たんぱく質や、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンE などをバランスよく含み、皮には発育に必要なびたみんB₂が豊富。
<切り身の選び方>
 皮の色がきれいで、身に透明感があり、崩れずにしまっているもの。