医療法人 福歯会

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2012-08-17 11:24

タバコの作用


タバコの煙には数千もの化学物質が含まれ、有害な物質が200~300もあるといわれています。 喫煙を続ける人は、歯周病にかかりやすい、悪化しやすい、治療しても治りにくいということがわかっています。
その理由は、 ・タールが付着すると歯垢(プラーク)や歯石がつきやすい ・唾液が減り口の中が乾燥して再石炭化が行われにくい、 ・ニコチンが血管を収縮され酸素や栄養分の供給が不十分 ・ニコチンが免疫細胞の動きを抑え抵抗力も落ちてくる ・喫煙によってビタミンCが消費され手術後も治りにくい などが上げられます。
非喫煙者の歯周と比べ、喫煙者の歯肉の老化は10~20年も進んでいるといわれています。 禁煙すれば歯周病にかかりにくくなり、手術後の経過も非喫煙者とほとんど差がなくなってくることがわかっています。