医療法人 福歯会

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2012-08-17 11:52

楽しいを増やす大切


「食育」で大切になってくるのが「食行動」です。
たとえば、ちゃんと座って食べているか、箸などの道具を使うか、「食べるときに関わる行動」のことです。
身につけたい食行動は、年齢によって違います。
たとえば、「食事の前に手を洗う」という行動の発達なら、0歳は手を拭いてもらい、1歳になれば洗ってもらい、2歳では手伝ってもらって自分で洗おうとし、3歳になれば自分で洗えるようにする。 4~5歳になれば、手を洗うことの意味を理解してより上手に洗えるようにします。 食具の使用なら、0歳前半では保護者に食べさせてもらいますが、9カ月頃から手づかみ食べを始め、1歳では手づかみ食べが上手になります。 2歳半くらいでスプーンが上手に使えるようになり、3~4歳からは箸がつかえるようになります。
このほか、「食事の際のあいさつ」や「食事の姿勢」なども、年齢に応じて段階を上げていきましょう。 その際ガミガミ言わないこと、嫌な記憶とセットで残ると子供はそのことにネガティブな反応をするようになります。 「楽しかった」「褒められてうれしかった」などのポジティブな記憶とともに、食行動を身につけさせてあげましょう。