今回は「食育」について説明したいと思います。
「食」が育てるのは、子供たちの「心・脳・体」です。 「食育が大切」と聞くと、「栄養」「体づくり」をイメージするかもしれませんが、それはほんの一部なんです。
「食育=栄養」という狭い範囲ではなく、「食育=子育て」と、大きくとらえていただきたいのです。 たとえば、誰かと食べる楽しみを通じて思いやりの心を育てたり、食べ物も名前や育て方、料理の作り方などの知識を増やしたり、お手伝いをすることで手を動かし、かつ褒められて自信をつけたり、そしてもちろん、栄養素で体づくりをしたり、「食」を通じてできることは多様なんです。 栄養バランスや量を食べさせることにキリキリするよりも、「心・脳・体を育む」ことを念頭を置いて、今日は何を重点を置こうか程度で取り組めば結構です。