医療法人 福歯会

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2013-07-20 10:58

治療したから大丈夫は、通用しない


一度つめたりかぶせたりした歯は、二度とむし歯にならないという誤った安心感などから、手入れを怠り、再びむし歯(二次う蝕と呼ばれます)になってしまうこともあります。また、神経が死んでしまった歯(無髄歯と呼ばれます(は、痛みの病状が現れにくいので疾患の進行に気づかれず、無症状であれば放置される傾向があるため、かなり進行した状態で発見されることも少なくありません。あまりひどい場合には歯を抜かなければなりません。
また、歯周病などによって歯肉が下がって、歯の根のセメント質という部分が露出してしまうことなどにより、そこに虫歯が作られてしまうこともあります。永久歯は二度と生え替わることがなく、また自然治癒力もありません。この永久歯のむし歯の進行を少しでも遅らせて、人間と同じように、歯にも長生きしてもらう必要があります。