医療法人 福歯会

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2013-08-06 15:56

おやつの適正な摂取!


<味の好みは3歳までに決まる!>
離乳期を過ぎると、朝・昼・夕の三食を中心とした食生活を中心とした食生活となり、食べられるものの種類も増えてきます。それとともに、食間に食べるおやつや飲み物も増えがちです。とくに甘いものは新生児が最も好む味なので、子供が喜ぶからと与え始め、甘い食べ物や飲み物の味を覚えさせてしまうと、子どもの甘味への欲求はエスカレートしやすくなります。甘味食品には砂糖が多く含まれているので、むし歯の原因にもなりやすいのです。子どもは3歳までに味の好みが決まります。将来の健康的な生活習慣をつくっていくためにも、甘味嗜好にならないよう気をつけましょう。
*乳児期に覚えさせたい甘味:素材のもつ自然な甘み
にんじん、さつまいも、かぼちゃ、くだもの
*乳児期にはさけたい甘味:砂糖を多く含み口の中に長く残る菓子類の甘み
アイスクリーム、キャラメル、チョコレート、ケーキ、あめ

<甘い飲み物も、飲み方に注意!>
甘い飲み物の多くは糖分が多く、しかも酸性なので、「水ががわり頻繁に飲み」「哺乳ビンなどで長時間飲む」「寝る前に飲んでそのまま寝てしまう」のような飲み方はさけましょう。また、砂糖の含有量が少ない飲み物(スポーツドリンク)でも、PHが低い(酸性)ものは注意が必要です。