世界で最も患者数が多い病気は、歯周病です。
ギネスブックに「全世界で最も患者数が多い病気は、歯肉炎などの歯周病である」と記されています。
厚生労働省の調べでは、日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているとのことです。
歯を失う原因の第一位が歯周病です。自覚症状が少ないため気が付かないまま悪化することが多く、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病が全身の健康にも関係していることをご存知ですか?糖尿病や動脈硬化など、さまざまな病気と関わっていることがわかってきています。
セルフケアで大切なのは、毎日の歯磨きと、その際の歯茎の状態のチェックです。
そして気になるようなことがあったら、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。
2012-11-17 15:10:18
歯を失うと取り戻せない
多くの人がこの事実を思い知るのは、悲しくも実際に歯を失ってからだ。
55~74歳の男女1060人に対して行った、人生を振り返るアンケートで、「今、何を後悔しているか」を尋ねたもの。男女比は7対3。
健康に関する後悔の1位は「歯の定期検診を受ければよかった」だった。
年を経るごとに抜けていく歯、それに伴うクオリティーの低下が、後悔の念を強くさせているのだろう。
歯を失い後悔しない様に定期検診をうけましょう。
2012-11-16 16:59:25
外国人「日本人は歯並びが悪い」国内外で矯正治療のイメージに差
日本に住む外国人100名を対象に行った調査によると、76%と多くの外国人が、日本人の歯並びを悪いと感じている。また日本、アメリカ、中国の一般男女600名を対象に行った比較調査では、海外の矯正治療に対する前向きなイメージとは対照的に、日本では矯正治療の見た目に抵抗感が強い人が多いという結果が表れました。歯並びの重要性については日本でも高い認識があるが、矯正装置をつけることに心理的な抵抗があったり、目立たない装置を求めたりという傾向が目立ちます。一方で現在の矯正治療で実際に用いられてる「裏側矯正(舌側矯正)」や「透明マウスピース矯正」などの目立たない装置は、日本では海外に比べてあまり浸透してません。
歯並びは見た目の美しさだけでなく、口腔内や身体全体の健康にも大きく関わっている。日本でも歯並びの関心が高まり、日比進歩する矯正治療の正しい情報が広く伝播するよう、歯科医師側からの積極的な働きかけも求められています。
2012-10-24 15:17:48
日本型の食事スタイルって?
人の生涯の食習慣は、幼少期に好きになった食べ物の組み合わせで作られていくと言われています。
日本人に適した食生活とはどんなものがあるかというとそれわ、「1汁3菜」と言われる食事スタイルです。お米を主食に、魚や野菜や汁物をバランスよく摂取できるいわゆる「和食」は、世界中でも優れた食事スタイルとしても認められています。
大切なことは、幼児期の嗜好は、まわりの大人の働きかけによってどんどん増え育ってくということです。幼い頃から偏りなく食べる機会が多いほど、「好きな物」は増えていくのです。
子供は初めて口にするものは結構勇気が必要だったりもしますので、楽しく興味がもてる食事を通じて、子供の「好き」を増やしてあげましょう。
2012-10-22 14:55:58
デンタルリンス(液体ハミガキ)
毎日しっかり歯磨きしているつもりでも、歯ブラシだけでは歯周病の原因、歯垢(プラーク)を完全に取り除くことは困難です。歯と歯の隙間やはぐきの隙間はなかなか手入れが行き届かず口臭や歯周病の原因となってしまいます。
歯磨きとしてデンタルリンスと呼ばれる液体ハミガキを活用し、歯石の沈着や歯周病を予防される方も増えています。
近年デンタルリンスも改良が加えられ、歯ぐきの血行を促し、炎症を抑える成分が入っていたり、殺菌効果や口臭予防を期待できる成分が含まれているのもあります。
効果的に使用するには、適量を口に含み、20~30秒間歯と歯の間を通すようにすすぎ、歯ブラシで磨いてください。同時にブラッシングするとより効果的です。
就寝中は唾液の分泌量が減少し口腔細菌の繁殖が盛んになりますので、就寝前に使用したり、できるだけ細菌の数を減らしておくことも効果的です。
人によっては刺激が強すぎて、口内が荒れたり、痛みを感じたりすることがありますので、そのような場合はソフトタイプのものがおススメです。
2012-10-20 17:57:03