口ってそんなに大切?
歯・口の役割には、食べること噛むことと同時に味わうことがあります。
話すことも重要な役割で、歯がないと発音も異なってきます。味覚の形成も話すことの機能も、乳幼児期から育てあげることが大事ですし、生涯にわたって日常生活で歯科疾患の予防にむけた取り組みを行うことで、歯と口の大切さが支えられます。
年齢の特性に応じて、適切かつ効果的に歯科保健を推進することは重要です。歯・口の健康はまさに生活を支えています。
2012-10-20 17:39:19
健康寿命と口腔の密接な関係
口腔は、全身の健康を保つためにとても重要で特に、健康寿命と口腔には密接な関係があります。
厚生省は運動や、食習慣などを改善することで健康寿命を1.6年以上延ばすことを提案してい深く関わっているのです。自分の歯がたくさん残っていると全身疾患のリスクが低く長生きになるというデータが報告されています。
歯があるとないとでは残りの寿命が全然違います。歯を失った人のその後を観察すると、急に身体に症状が出たり、生活習慣病の発症率が高くなったりします。特に消化器系のがんの発症と関連が高いと言われてます。
今後日本で課題になると思われてるのは認知症で、健康な歯が多いむし歯があったら治療している、歯が残っているかなども認知機能と関係があるというのです。
また肺炎は高齢の方には深刻な疾患で、65歳以上の高齢者が多く飲み込む機能が低下するため、
誤嚥性肺炎が原因で亡くなる人が多いからです。
そうしたことから口腔ケアやをおこなうと、肺炎の予防になると言われています。
歯の健康とともに口腔の機能を維持すると、おいしく食事でき健康寿命を延ばすことにつながるのです
2012-10-20 17:15:39
健康長寿社会と8020運動
このたび厚生省は、わが国の健康寿命の年齢を初めて公式に発表しました。
これによれば、従来およそ75歳くらいと言われてきた健康寿命が72歳となりました。
健康寿命とは、人間が健康で、他者の世話にならず自立して生活できる寿命の事で、平均寿命とは、その国の国民が平均で何歳まで生きられるかの寿命を言います。
わが国の男女の平均寿命が、83歳ほどですから、健康寿命が72歳であれば、およそ最後の10年間を要介護の状態で暮らすことになるからです。
どうしたら、健康寿命を可能な限り平均寿命に近づけることができるのかがわが国では課題になっています。
歯科医は、これに対して以前から考えを提案してきました。それは、平成元年から続けた「8020運動」の成果から見えてきた健康寿命の展望です。
ここ20年ほどの仲間たちの研究により、多くの歯を保った高齢者が、健康で長生きし、積極的に社会に参加している姿が明確になりました。
歯科医師は、38%を超えた8020達成率が50%まで伸びたとき、これを8020健康長寿社会と呼べる努力を続けます。
2012-10-20 15:58:16
入れ歯清掃の注意点
1.入れ歯は取り外してブラッシングしましょう
入れ歯は口腔粘膜に接する面が汚れやすく、外さないとこの部分は清掃できません。また外したほうが入れ歯の洗浄は容易で、効果的な清掃ができます。入れ歯がどうしても外れない場合は、放置せず、速やかに歯科医師に相談してください。
入れ歯が接している口腔粘膜の清掃も重要です。
2.洗浄剤を使いましょう
洗浄剤の使用は、義歯ケアにきわめて有効な手段です。毎日使用することをおススメします。
また、洗浄剤だけでは落としきれない汚れもあります。ブラッシングしてから洗浄剤を使いましょう。
3.水を張った洗面器の上でブラッシングしましょう。
特にご利用者ご自身が入れ歯を清掃するときに注意したいのが、落下による破損です。水を張った洗面器の上で清掃すると破損しにくくなります。もし入れ歯が破損した場合は、ご自身で修理せず、必ず歯科医師にご相談ください。
4.ブラッシングは流水下で行いましょう
水道代もったいない気がしますが、流水下でブラッシングすると、汚れが落ちやすくなります。
5.粘膜とクラスプを丁寧に磨きましょう
入れ歯が汚れやすい部分は、歯の部分(人工歯)より「口腔粘膜に接している面」と「クラスプ(バネ)」です。汚れやすい部分を優先してケアしましょう。
また、クラスプを固定する歯も汚れやすいので注意しましょう。
6.歯磨剤は使わないでください。
入れ歯の材料は多くの場合、歯、歯ぐきの部分ともプラスチックで作られています。このため歯磨剤を使ってブラッシングすると細かい傷がつくことがあります。歯磨剤の使用は控えましょう。あるテレビCMの影響か「ブラッシングすると入れ歯に傷がつく」と誤解され、ブラッシングを中止されている方がいらっしゃいますが、同CMは歯磨剤を使ってはいけないとの趣旨で、ブラッシングを否定する内容ではありません。
2012-09-29 11:13:24
入れ歯は口腔から取り外してブラッシングしましょう
入れ歯は口腔粘膜に接する面が汚れやすく、外さないとこの部分は清掃できません。また外したほうが入れ歯の洗浄は容易で、効果的な清掃ができます。入れ歯がどうしても外れない場合は、放置せず、速やかに歯科医師に相談してください。
入れ歯が接している口腔粘膜の清掃も重要です。
2012-09-28 17:37:54