暮らしの大切さ
こんな話を聞いたことがあります。
保育園児のYちゃんの両親は共働きで、Yちゃんが5歳になると外食が増えました。 始めは喜んでいたYちゃんも、だんだん楽しくなくなり、ある日お迎えに来たママに「今日はおうちで食べよ。私が作るから」と言ったそうです。 子供たちは、自分の好きな人と、好きな場所で食べたいんですね。 栄養のバランスを考えて、毎日必ず手作りする必要はありません。
それよりも、食事を通して「こと家と自分の親が大好き」という思いを刻むことです。 親が「食事=暮らしを大切にしている」と態度で伝えることで、子供たちは暮らしの大切さを学び、自分が愛されている実感をもつのです。 食事の内容もさることながら、まずは家族そろって家で食事をする回数を増やすよう努めてみてください。 買ってきたお惣菜でも結構です。その際、テレビを消して会話を楽しむこと。 「おうちで家族とご飯を食べることは楽しい。家族とはいいものだ」という記憶を、子供にプレゼントしてあげてください。 その記憶が、将来のわが子の心の支えとなるのです。
2012-08-17 11:44:55
アンチエイジング②
歯科とアンチエイジング。 意外な組み合わせに思えますが、全身の健康はもちろん、見た目の美しさを長く保つためにも口はとても重要な役割を果たしています。
アンチエイジングで大切なのは自分の老化サインを見逃さないことです。 自分の弱点を知り、改善しようとする心がけだけで、全身の老化をかなり防ぐことができるそうです。
アンチエイジング外来が開設されたきっかけは、ドライマウス外来にあったと言われています。 ドライマウスは口の中が乾く病気で、高齢になるほど患者さんが多いのが特徴です。 「口が乾いたら水を飲めばいいのでは?」と軽く考えがちですが、重症になるとそんなレベルではありません。 「食べ物が飲み込めない、味わえない、喋れない」といった生活の基本が奪われ、体力も気力も表情も一気に衰えてしまいます。 こうした経緯からもわかるように、口と全身の老化を早める主犯格となるのが唾液です。 唾液は口を潤すだけの水分ではありません。 食べ物を消化しやすくして粘膜を保護するので、十分な唾液に包まれずに飲み込んだ食べ物は、消化器官の負担となります。 唾液が少ないと、食道や胃腸の病気を招きやすいのです。
また、口を清潔に保つ洗浄効果もあり、口の中が乾いたままだとむし歯や歯周病も増加し、口の中全体の健康状態を悪化させる引き金になってしまします。 唾液成分の中には新しい細胞をつくったり、活力や気力を生み出すもとになったり、心身の若さと深く関わるホルモンが含まれることがわかってきました。 唾液量が多いほど身体的、精神的にも若い状態である可能性があります。
2012-08-17 11:42:42
アンチエイジング
健康な人が1日に出す唾液量は1.5リットルです。
年齢とともに唾液量は減ると思われてきましたが、実は唾液の分泌量は加齢によって低下しないそうです。
ドライマウスになる原因の約9割が生活習慣や薬の副作用によるものでした。
つまり、唾液をよく出す生活習慣を意識するば、唾液量を増やすことは可能で、方法として 唾液腺は耳の下やあご、舌、唇、口蓋、頬などにあるため、よく噛むこと。 喋ることも舌の動きを滑らかにする唾液の分泌を促し、飲み込み能力を鍛えてくれます。 普段から声を出して会話するよう、活発なコミュニケーションを取りましょう。 さらに、ストレスの多い緊張状態では、唾液が出にくいことがわかっています。
1日の中で上手にリラックスタイムをつくることも大切です。 心身の内側から健康と美しさを保つため、日頃から唾液を出す生活習慣を心がけましょう
2012-08-17 11:40:42
輝く白い歯を子供に
お子様の歯磨きで困っている方も少なくないと思います。
まず大切なのは「楽しみ」を持たせてあげることです。
歯ブラシの色や歯磨き剤の味を選べるようにしてあげましょう。 次に歯磨きのポイントをご説明します。
1.お口のなかを見てみましょう
2.まずは奥歯から(ブラシを敏感に感じてしまう前歯を最後にすれば、イヤイヤも軽減) ※ヘッドサイズは前歯2本分、お口のサイズに合った歯ブラシを選ぶことで細かい部分も磨けます。
3.奥歯の溝も明かりを照らすなどして確認(磨き残しワースト1の奥歯の溝をしっかりと確認しましょう。) ※円を描くように1本ずつ、ブラシを鉛筆持ちし、1本ずつ丁寧に、指で触ってツルツルなら完了です。
4.指を添えて歯ぐきをガード(歯の根元に指を添えると歯ぐきにブラシが当たらず、お子様もご機嫌に) 以上のポイントをおさえて頂き、お子様の健康で美し歯を維持していきましょう。
2012-08-17 11:38:59
歯周病と全身疾患
歯周病は、口の中の歯周病菌によって引き起こされる感染症です。
また、歯周病は生活習慣病の一つです。
ですから、歯周病を予防するには毎日の口の中の手入れや定期的な歯科受診だけでなく、生活習慣を改めて見直す必要があります。
歯周病といえば、悪化すると歯がグラグラして最後には歯が抜けてしまう病気であることは広く知られています。 ところが、最近の研究の成果から、歯が抜けるだけでなく全身のいらいらな病気と関連していることがわかってきました。
たとえば、心臓病、糖尿病、早産や低体重児の出産などのリスクを高めるほか、肺炎、骨粗しょう症などとの関連も指摘されています。
2012-08-17 11:37:30