医療法人 福歯会

”笑顔を忘れる”という言葉があるけれど、しばらく笑わずにいると、人は本当に笑えなくなる。 筋肉が笑顔をつくる方法を忘れてしまうのだ。笑顔は本来、無意識に生まれてくるもの。
笑顔を忘れるのは、悲しみや落胆以外にも、不安や自信が持てない時。
歯並びや歯のきばみ、噛みあわせも不安の原因になることがあります。 小さなことから自信を持てるようになれば、自然な笑顔も生まれてくるでしょう。

妊娠を望む女性は、歯ブラシやデンタルフロスで歯の掃除を行い、歯周病予防に積極的に取り組む必要がありそうだ。２０１１年７月、スウェーデンで開催された欧州ヒト生殖学会の会議で、歯周病が、妊娠の成功率に悪影響を及ぼすとする研究結果が発表された。
 西オーストラリア大学の研究チームは、西オーストラリア州でアジア系を中心とした妊婦３４１６人を対象に医学的調査を実施。その結果、妊娠までの期間は、健康な歯ぐきを持つ妊婦では平均５カ月だったのに対し、歯周病の妊婦では平均７カ月を要していたという。歯周病は妊娠を２カ月遅らせる可能性が示されたことになるが、この数字は肥満女性の場合とほぼ同じだ。妊娠が遅れる原因としては、口腔内細菌が引き起こす口腔内の炎症が、生殖系の組織に派及効果をもたらすことにあらたると考えている。
数年前には、歯周病の治療は胎児に影響はないという妊婦にとっての朗報が発表されている（米国国立研究所）とはいえ、万全の予防で歯周病治療を免れることに越したことはない。

妊娠中の歯科治療は、妊娠５~８か月の安定期に受けることが理想的です。妊娠初期や、後期には、治療を受けるには体がえらいときがあるので、安定期になったら、歯医者さんで検診を受けましょう。治療を受けるときは、妊娠中であることを歯医者さんに告げて歯科医師と相談しながら治療しましょう。なお妊娠時期にかかわらず、お口に異常があるときは、早めに歯科医師に相談しましょう。

歯垢が残っていたら磨いたことにはなりません。
歯磨きで一番大切なことは、むし歯の原因・歯垢を取り除くことです。
ところが、歯垢はネバネバした細菌のかたまりで、歯の表面にがっちりこびりついています。
また、水に溶けないという性質があり、口をゆすいでも落とすことができません。
だから歯垢を取り除くという意識が何よりも大切です。

歯垢を取り除く基本的な磨き方
　①歯ブラシの毛先を歯面にきちんとあてる。
　②力は、毛先が広がらない程度。
　③1本か2本ずつ小さくみがくこと。

歯ブラシだけでは約60％ほどの磨き残しができてしまします。
残りの40％は歯と歯の間です。
歯と歯の間に歯ブラシの毛先が入りにくく磨き残しができてしまいます。
そこで糸ようじ（フロス）を使用すると、歯と歯の間の汚れまで磨くことができます。
糸ようじ（フロス）とは、ナイロン繊維をより合わせ糸状にしたもです。
慣れるまでは少々時間がかかりますが、慣れてしまえばテレビを見ながらでも簡単に磨くことができます。
まずは、歯科医院で使い方の説明を受けましょう。