医療法人 福歯会

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あなたの歯と口、こんな病状があれば受診が必要.1


<歯が痛む、しめる>
歯科医院に行くきっかけとして最も多いのが「歯が痛む」「しみる」という病状がでたときだと思います。たとえ自分では虫歯が見当たらなくても、実は歯と歯の間や詰め物の下などが虫歯になっていることもあります。虫歯は自然治癒することがなく、放置するとどんどん進行して、大切な歯を抜かなければならなくなることもあるので、できるだけ早く治療する必要があります。また、痛みの原因には、虫歯以外にも次のようなさまざまな疾患があります。
知覚過敏
歯の表面のエナメル質が傷ついたり削られたりして、象牙質が露出することで発症する。飲食物などの酸によってエナメル質が溶けたり、歯周病で歯茎の位置が下がることも原因の一つです。冷たい物を口にしたり、歯磨きでブラシが患部に当たると、キーンとしみるような鋭い痛みが起きます。
歯髄炎
一般に歯の神経といわれる部分が歯髄。虫歯の進行が主な原因だが、打撲・外傷などによる損傷、歯科治療の切削による刺激、強い歯ぎしりなど、さまざまな原因で起きる。進行した歯周病により歯槽骨の吸収が起きた部分の歯茎から、細菌が侵入して発症することもある。歯髄は根管内にあるため、治療が遅れると膿がたまり、激しい痛みとともに歯茎・頬の腫れを起こす。放置すると顎の骨にまで炎症が及び、治療が困難になったり長期に及ぶ治療を要することもある。他にも歯周病やかみ合わせのずれ、かみしめや歯ぎしり癖などでも歯痛は起きる。ひどい場合は歯が割れたりひびが入ってしまうこともある。さらに、歯そのものにはまったく異常がないのに、精神的なストレス・頭痛・肩こりなどから歯痛が起きる場合もある。ときには内臓疾患などによって歯が痛くなることも。このような痛みを関連痛(または連関痛)といい、歯の痛みをきっかけに思わぬ内科的疾患が見つかることもあるのでまずは受診してみましょう!
2013-05-01 17:22:37

健康寿命と口腔と密接な関係


口腔は、全身の健康を保つためにとても重要です。特に健康寿命と口腔には密接な関係があります。
健康寿命とは、日常で介護を必要とせずに自立した生活のできる期間を指します。厚生労働省は昨年、初めてその数値を発表しました。2010年の平均は男性70.42歳、女性は73.62歳でした。
一方、同じ2010年の平均寿命は男性79.55歳、女性86.30歳。両者の間に男性約9年、女性約13年のギャップがあります。これは介護などを必要とする期間にあたります。
厚労省は、運動や食習慣などを改善することで、健康寿命を1.6年以上延ばすことを提案していますが、高齢になるとどうしても認知症や寝たきりといった問題が生まれます。この問題に口腔、つまり口や歯の健康が深く関わっているのです。また脳卒中や心臓病、糖尿病などの発症と悪化にも口腔が深く関わっていることも分かっています。自分の歯がたくさん残っていると、全身疾患のリスクが低く、長生きになるというデータが、さまざまな国の研究から報告されています。
具体的には、歯がある人と無い人を比べると、残りの寿命が全然違います。歯を失った人のその後を観察すると、急に身体にいろいろな病状が出たり、生活習慣病の発症率が高くなったりしているのだす。この他にも歯が無くなることは、がんの発症や死亡に関連があるというのです。がんの発症や死亡に関連があるというのです。歯が無いということは、特に消化器系のがんの発症と関連が高いと言われています。
2013-04-30 10:30:18

歯と口は健康長寿のバロメーター.2


<健康な歯と口で「高齢」より「長寿」へ!>
平成元年に始まった「8020運動」の浸透に伴い、日本人の歯の健康に対する意識も年々高まってきている。8020運動開始前の昭和62年には75~79歳で20本以上の歯を有する人の割合はわずか9.4%だったが、平成23年には47.6%と大幅に上昇した(歯科疾患実態調査)。8020達成者は相対的にQOL(生活の質)が良好で、社会活動意欲があることや、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もある。残念ながら歯を失ってしまった場合も、しかっりとした歯科治療を受けて再びかめる口を取り戻せば、8020達成者と同様に高いQOLを保つことが可能だ。長い老後もずっとおいしく食事をし、ただ「高齢」なだけでなく、「長寿」と呼ばれるのがふさわしい、健康でいきいきした人生を送りたいものです。
2013-04-26 11:16:04

歯と口は健康長寿のバロメーター1


<歯の寿命は人の寿命に追いつけない!?>
人には、上下合わせて(親不知を除き)28本の歯がある。厚生労働省が行った平成23年歯科疾患実態調査の結果を見ると、40~44歳では27.8本とほぼすべての歯がそろっているが、年齢が上がるほど失う歯の数が増えていき、80~84歳12.2本、85歳以上になると8.4本と、残存歯はついにひとケタになってしまう。歳を取れば歯が抜けるのは当たり前なのだから仕方がない。日本人が歯を失う最も大きな原因は虫歯と歯周病で、どちらも細菌による感染症である。年齢を重ねれば免疫力が低下し、唾液の分泌量も減って口中に細菌が繁殖しやすくなり、歯周病などに罹患するリスクが高まってしまうことは事実だ。しかし、日常の歯磨きなどきちんとしたセルフケアと、定期的な歯科検診でプロのケアを受けることにより、生涯多くの歯を残すことは十分可能なのである。
2013-04-24 10:17:08

よく噛む習慣は正しい食材の選択から


「口どけがよい」というのが現在の食品開発のトレンドだそうですが、現代社会には高栄養で軟らかく、噛み始めてすぐにおいしさのピークがきて、飲み込みやすい食品があふれています。そのような食品ばかりではなく、咀嚼機能を適度に使ってこそ味わいがでるような食品を食事に取り入れましょう。旬の食材を使って一汁三菜の組み合わせで献立を考えると、季節感や栄養バランスに優れるだけでなく、噛んでおいしい食事ができると思います。義歯などで咀嚼能力が劣る場合には隠し包丁などの工夫を加え、咀嚼器官に過度の負担がかからないようにすれば家族全員が同じ食材を楽しむことができます。
2013-04-23 16:26:43

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