あなたの体を守り隊 ~体に起こる諸症状の役割~
熱 発熱で細菌をノックアウト!!
熱はウィルスや細菌が侵入した時に、脳からの指令を受けて上昇します。この状況になるとウィルスや細菌は勢いを失います。機嫌が良ければむやみに熱を下げない方が良いのはこうした理由です。
解熱剤を使用することで少し楽になり、水分や睡眠がとれることを期待することは良いと思います。
鼻水 加湿・清浄機能付エアコン
鼻毛はフィルターの役割を果たし、鼻腔は、吸い込んだ空気の湿度や温度を調節する役割をしています。鼻粘膜が吸気を加湿するのには1日あたり何百mlもの粘液が必要といわれています。この粘液こそが鼻水であり細菌等は鼻水にくっついて外に出されるのです。よって鼻水が出るからといって薬で徹底的に止めようとすると逆に体には良くないのです。
咳 肺の門番
肺はジェット気流で異物を「痰」として強制的に掃き出しています。薬で咳を止めようとするのは「咳で痰を排出する」という生体防御反応を止めることになるため、あまりお勧めはできません。こうした時は鼻水を吸い取り、加湿・保温をして痰を出しやすくすることが優先されます。
下痢・嘔吐 お腹の守り神
嘔吐・下痢はお腹に侵入したウィルスや細菌を追い出そうとする防御反応です。下痢をしている時には体内から失われた水分と塩分の補給が必要です。下痢止め薬は、体内に侵入した細菌を腸内に長くとどまらせるリスクもあります。吐きはじめ3時間は急いで水分をとらないほうが良いです。「点滴をするとすぐ楽になる」これは水分補給で元気になったということです。少しずつでも口から水分がとれているなら点滴を受ける必要はありません。
2013-11-12 15:17:55
美味しいご飯の炊き方
コツ1 ご飯味は水で決まる!?
実は、お米は乾燥野菜。たっぷり吸収させるため、水によって味に違いがあります。軟水のミネラルウォーターを使うのが理想ですが、水道水でも一度沸騰して冷ました白湯や、半日ほど汲み置きした水を使うとおいしく炊けます。
コツ2 お米をおいしくする魔法
ひとさじ加えて、いつものお米をおいしく炊こう!どれもキッチンにあるものばかりだから、ぜひ試してみましょう!!
●みりん(1合に対して、小さじ1)
●酒(1合に対して、大さじ1)
●天然塩ひとつまみ
なかでも、一押しはみりん!!!
甘味とツヤが出て、栄養価もアップします。
コツ3 基本をおさらい!お米の研ぎ方
研ぎ方のポイントは、「研ぎはじめの水は、すぐ捨てる」「お米が傷つかないように、やさしく研ぐ」「水がうっすら濁る程度でフィニッシュ」の3つ。子どもにコツを教えながら、お手伝いしてもらうのもいいですね。
絶品ごはんに挑戦 ~土鍋炊きごはん~
1、研ぐ
最近のお米は丁寧に精米されているので、手早くやさしく洗います。研いだ後は、ざるに上げて、軽く水気をきります。
2、吸水
研いだお米と水を土鍋に入れて、夏は30分、冬は1時間おいておきます。
ポイント お米と水は1対1の同量が基本!
3、炊く
はじめは中火。10分かけて沸騰させ、その後は弱火で20分炊きます。
ポイント お米の甘さを引き出すには『沸騰まで10分』と覚えてください。
4、蒸らす
火からおろして10分蒸らします。フタをとり、ごはん粒をつぶさないように、しゃもじで、ざっくり混ぜたら絶品ごはんのできあがり!!!
2013-10-28 11:10:22
朝ごはんを食べて、一日元気に!!
起きてから朝食までに、脳を目覚めさせるには働きかけが必要です。「10分早起き簡単お手伝い」をお勧めします。子どもはママとパパのお手伝いが大好き!!お手伝いは五感をすべて使うので、多くの刺激が脳に入り、脳が目覚めます。納豆まぜまぜ、プチトマトのへたとりなど、子どもができる簡単なことをしてもらいましょう。自分が手伝ったごはん、褒められる喜び、子どもの心は一気に元気になり、食欲がわいてくるでしょう。何よりママと一緒の時間が増えればうれしいですね。
朝食で摂ったデンプン(ブドウ糖)は、体や脳を動かす大切なエネルギー源となります。特に脳は特殊な器官で、血液中のブドウ糖しかエネルギーにできません。血糖値が足りないと脳はエネルギーを節約し、体を休めようという指令を出すので元気がなくなります。思考力や集中力が低下し、学力に影響がでてしまいます。
規則正しい三度の食事で血糖お定期的に補給する必要があります。特に、朝ごはんは一日を元気に活動するための大切な食事です。少し余裕を持って早起きすれば、お手伝いが出来て、ゆっくりごはんも食べれる。さらにいいウンチが出れば言うことなし!「早寝・早起き・朝ごはん・朝ウンチ」を合言葉に、元気な朝を迎えられるようにしましょう。
2013-10-21 10:36:04
朝は食欲がないのはなぜ???
「朝は食欲がない」という、子どもが多くいます。顔を洗って、着替えて、すぐに朝ごはん、そして急いで園バスに乗せる…思い当たるママさんいらっしゃいませんか?前回のブログでお腹が空くリズムを作ることを載せました。生活リズムが整い、朝起きたら血糖値が低くなってお腹が空くはずなにに、なぜ子どもはあまり食べたがらないのでしょう…?それは、起きて間もないのに脳がまだ目覚めておらず、食欲をもたらす摂食中枢がまだ働いていないからなのです。乳児が起床してから朝食までの時間を調査したところ、約60%が15分以内でした。脳が空腹を認識するにはもうすこし時間がかかるようです。なかなか起きない子どもを必死で起こして、少しでもご飯を食べさせなきゃ…。我が子のためにママも頑張っているんです。でも、折角の朝食も、脳が起きてない状態では楽しく食べられません。『食べさせられる朝ごはん』ではなく、『食べたい朝ごはん』になったら、子どもにとってどんないいことがあるでしょうか。
2013-10-21 10:03:34
歯なしにならないいいはなし vol.75
~デンタルリンス~
毎日しっかり歯みがきしていつつもりでも、歯ブラシだけでは歯周病菌を含む歯垢(プラーク)を完全に取り除くことは困難です。特に毛先の届かない歯と歯のすき間や歯周ポッケットと言われる歯と歯ぐきのすき間は、なかなか手入れが行き届かないところで、口臭や歯周病の原因となってます。
普段の歯みがきとしてデンタルリンスと呼ばれる液体ハミガキを活用し、歯石の沈着や歯周病を予防される方も増えているようです。
歯垢は別名バイオフィルムとも言われるネバネバした膜に覆われています。この中には様々な種類の細菌が多数すみついており、この状態ではデンタルリンスとともに歯ブラシでこのバイオフィルムを取り除くことをお勧めします。
近年、デンタルリンスも改良が加えられ、歯ぐきの出血を促し、炎症を抑える成分が入っていたり、また殺菌効果や口臭の予防を期待できる成分が含まれているものもあります。
デンタルリンスを効果的に使用するには、適量を口に含み、20~30秒間、歯と歯の間を通すようにすすぎ、歯ブラシで磨いて下さい。デンタルリンスと同時にブラッシングするとより効果的です。就寝中は唾液の分泌量が減少し、口内殺菌が盛んになりますので、就寝前に使用し、出来るだけ細菌数を減らしておくことも効果的です。
人によってはエタノールやミント成分の刺激が強すぎて、口内が荒れたり、痛みを感じたりすることがありますので、そのような場合はノンアルコールタイプや香料が控えめなものを選びましょう。
2013-10-19 17:50:06